カメラの数理?
カメラのセンサーサイズ
幾何光学?
- 曲率一定の曲面による反射
より
入射側,透過側の曲率(curvature)を
- レンズメーカーの式(lensmaker's equation)
- レンズの公式(thin lens formula)
- カメラレンズの焦点距離表示
「全群繰り出し」「フロントフォーカス」「リアフォーカス」「インナーフォーカス」の4種類がある。34「全群繰り出し」は焦点距離が不変だが、その他は被写体距離に応じて焦点距離が変わる。これを「ブリージング」という。56
- F値
- 画角
画角は像側、被写体画角は物体側の角度によって決まる。
- ボケ(bokeh)
7 ここで錯乱円画角(独自用語)は
- 複数の被写体をボケずに写せるかどうかを調べたい。
- 背景ボケを調べたい。
: 背景錯乱円直径(background blur disk radius)
- 光束/光量
- ノイズ
CMOSイメージセンサーは各フォトダイオードの信号をMOSFETを用いて増幅し、選択するという仕組みをとる。10フォトダイオードは光起電力効果によって動作する。コヒーレント光源では、光子数は
12によれば、RMSノイズ
よって、十分に明るい場合(グラフの右側)、
- Canon 50D(APS-C,2008年発売)におけるノイズの測定値
13によれば、
とある。
n倍するもの | 被写体の占める画角 |
背景の占める画角 |
1センサー当たり明るさ |
被写界深度 |
背景ボケ | 価格(主観) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
センサーサイズ(解像度固定) | 1/n | 1/n | n^2 | n | 1/n | n(新品)?, 1(中古)? (EOS 6D(フルサイズ, 198k, キタムラB 47.6k)とEOS 70D(APS-C, 94.8k, キタムラB 39.2k)の比較による) | |
センサー画素密度(センサーサイズ固定) | 1 | 1 | 1/n^2 | 1 | 1 | n? | |
有効口径(レンズ固定時のF値の逆数) | 1 | 1 | n^2 | 1/n | n | ||
焦点距離 | n | n | 1/n^2 | 1/n | n | 1 (望遠以外)? | |
シャッタースピード | 1 | 1 | n | 1 | 1 | 1 | |
ISO感度 | 1 | 1 | n | 1 | 1 | n | 1 |
レンズ透過率(NDフィルター) | 1 | 1 | n | 1 | 1 | 1 | |
輝度(ストロボ) | 1 | 1 | 被写体のみn | 1 | 1 | n? | |
被写体との距離 | 1/n | 1 | 1 | n^2 | 1/n | 1 |
帰結
要するに1つのパラメータを変えて、他のパラメータを変更することにより元通りの写真が撮れるかを検討したいわけである。 これらの値を
- センサーサイズを小さくすると、被写体に近づいて[圧縮効果減少(かつ遠近歪み)]を起こすか、焦点距離を下げて[被写界深度の上昇(=背景ボケの低下)]を起こさなければならない。更に同じ解像度を用いる場合、センサー画素密度が上がるため、1センサー当たり明るさを上げる必要があり、これ以上レンズ透過率・シャッタースピードを上げられない場合、[ノイズの上昇]がより多く起こる。
- ストロボは被写体の明るさと背景の明るさの比を変えるための唯一のパラメータである。
- 明るさを変えるためのパラメータがとても多い。
レンズのフォーカス方法「全群繰り出し」「前玉フォーカス」「インナー(インターナル)/リアフォーカス」の違い - フォトスク↩︎
Electronics | Free Full-Text | Photographic Noise Performance Measures Based on RAW Files Analysis of Consumer Cameras↩︎
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